笑いに耽る

最近暇さえあればダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!を貪るように見ている。気に入ったものはその日の内に繰り返し見るという病的なハマり具合だ。元々好きでかなりのファンではあったが、またその波が来ている。あのメンバーが醸し出すダラダラ感が心地よくクセになる。もちろん面白さも天下一品。単発ものでも面白いものは沢山あるし、シリーズものもどれを選べと言われても選べないくらい面白い。ただ今一番好きなのは理不尽シリーズのマジカルはまだだ。全編通して笑いが絶えなくやってくるのだが、最後の文法がおかしくなるところは何度見ても腹が鍛えられる。あとダイナマイト四国関連もたまらなく好きだ。地元を巡る回はかなり笑った。好きすぎてBOOWYのマリオネットにもハマってヘビロテで聴いている。

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笑いというのは本当に大切な要素で、心の底から笑っている間は色々忘れられるし、精神も高揚しポジティブな方向に考えが動く。まるで健全な麻薬のようなのだ。自分は音楽もかなり常に聴いている人間なのだが、それもリラックス効果やストレスを消化するのに良い効果がある気がする。そういうことを実感する度に、人の感情に作用するものを作れるのは本当に凄いことだと改めて思い知らされる。自分も自分なりに何かそういったものを生み出せるようになれば良いなと考えている。

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"普通"から外れるマインドセット

"普通"な道の外を歩くのはとてつもない精神力と勇気が要ると思う。特に若い頃は目立ちたいという自己顕示欲や承認欲求はありつつも、あまりみんなと外れすぎるのもな・・というモヤッとした部分が強いように感じる。例えるならスターになってみたいけど、ずっとは疲れるだろうから1日だけ入れ替わりたい!というような考えになるかもしれない。周りと比べてなんで自分はこんなに違ってるんだろうとか、あんなことやこんなことができないのだろう、という劣等感のようなものは誰でもあると思うが、それを押し隠しつつ溶けこめる人間と、どうしてもそれができな人間がいる。自分の場合は完全に後者である。自分もつい最近までその境界線で揺れ動いていたのだが、やっと"普通"の世界とおさばらする心を決めることができた。もちろんこれは一時的なことである可能性も十分あるし、一生蚊帳の外プレーヤーかもしれない。しかし"普通"から外れるということは即ち、ありのままの自分を受け入れるということなのだ(安っぽいと思っていたアナ雪の歌詞もやっと響く程度には心が成長した)。そしてありのままの自分を受け入れるというのはとても楽で心地が良い。最初の一文と言っていることが違うように思えるが、そこまでたどり着くには自分も大分精神的に悶絶したし、これからも苦しみ続けるだろうから何事も二面性がある、ということの一例だと思って欲しい。他の人が心の中でこんなプロセスを踏んでいるのか、こういった話は他人とあまりしたことないからまだ分からないが、もし自分と似たような感じでモヤッとしている人の励みに1mmでもなれば良いなと思う。抽象的な文章になってしまったが、もう少し時間が経ちもっと考えがまとまった頃にまた書ければ、と思う。

最後に自分が心を一新できた今敏さんという今は亡き天才監督のインタビューのリンクを載せる。素晴らしい内容で、自分の文章よりよっぽど勇気づけられると思うのでオススメだ。

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生きることの意味

誰もが一度は考えたことがある、かもしれないテーマはやっぱり何故自分は生きているのかとか、生命の意味だと思う。自分のように中身が不安定な人間はコロコロ考えが変わって信用出来たものではないが、現時点での結論は"実は意味なんてこの世に存在しない"である。何でこのように至ったか、次のように考えた。まず自分の生きる意味や目的って何だろう、と考える。ふと視点を近くにいる犬や猫に移すと、彼らは日々を生きるために一生懸命であることに気付く。基本的に人間以外の生物は生きるというミッションに全力をかけている。でも何故そうなのかはまだ謎である。視点をズームアウトしていくと、地球上が生きよう生きようというパワーで満ち溢れていることに気付く。海や森などの自然も動物や植物の集合体だと考えると、生きたがっている生物ととらえられる。引いては地球という星そのものが生き物なのかもしれない。ここまで来ると視点は一気に飛躍して宇宙全体に及ぶ。そういった活動をする星、死んだり、爆発する星もある。しかし全てが生きようとしている、またはその結果なのだ。宇宙でさえ生き物かもしれない。とても大雑把だけど、自分と宇宙の本質、というか本能は一緒だと考えられる。どれだけ視界を広げようと延々何もかもが生き続けようとして、最後には死ぬというサイクルを繰り返している。宇宙について詳しく知っているわけでは無いが、ビッグバンという大きな爆発によって今の宇宙は出来たと考えられている。その前は何もない無だったと。今の科学力では確信を得るというところまではいっていないにせよ、自分はアイディアとしては間違いじゃないと思う。だって人間=宇宙、つまりビッグバンは出産だからだ。その勢いで宇宙が膨張し続けるように、人間も命を繋げようとする。先程は人間から宇宙へ目を移して行ったが実は逆で、宇宙と同じ性質を人間が持っているにすぎない。

ここまで思い思いに書いたので文章がとっ散らかりまくりで申し訳ないが、これが自分の考えである。ここまで考えた時、際限がないことに気がついた。そしてそんな果てし無い意味を求めるより、自分の意思に従うのが一番楽だし得だとも。だから生きる意味なんて無いに等しいし、人間のなすこと全てが生に根ざしている以上、色んなことに意味を求めるのもただ自分を苦しめるだけだろう。"人生は死ぬまでの暇つぶし"という言葉は昔から漠然とそうだよなー、と同意していたが最近は確信に変わった。これは決してネガティブなものではなく、自由に、気楽に生きることができる魔法の言葉なのだ。

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言葉にすることの難しさ

自分の頭の中にある考えや感情を上手く言葉に精製するのはとても難しいとよく感じる。会話や口頭では多すぎるデータに口が追い付かなくなりながらもなんとかなるんだけど、文章で上手く書こうとすると何故かいやに小っ恥ずかしくなったり、躊躇してしまって推敲を重ねた結果言いたかったことと全く違うものになっていることもしょっちゅうだ。スキさえあれば無駄に考え込んでしまう悪い癖がそうさせてしまっているのだろう。あと変にまじめな部分があるので、放っておくととんでもなく硬い文体になってしまうのにも困る。だからこのブログではなるべくそういった諸問題を解決しつつ、上手く文章を書く練習をしようと思っている。こうして自分の考えを書いて残すことでスッキリもするし、後で読んだ時にあの時はこんなことで悩んでいやがったのかと笑うこともできるかもしれない。果ては自分のアイディアとか悩みとかを抽出し、作品作りにも活かせるかもしれない。とにかくタダなんだし、ブログやっといて損はないだろう。ちなみにブログのタイトルは近くにリカルデントガムがあったのでそこから拝借した。自分は文章どころか何かに名づける時でさえう~んう~ん、と考え込んでしまうので最近はテキトーに目に入ったものから名前を取ることにしている。

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ブログを記すのにはもう一つ理由があり、それは最近あまり気分がすぐれないからだ。こう書くと繋がりが全く分からんが、なんとなく不安とかモヤモヤを吐き出せるとよさそう、って思ったのである。今回のモヤネタは先ほど久しぶりに友達という存在と電話で話している時に感じたことで、「人を不快にさせずに話すのは難しい」ということだ。別に先ほどの会話で友達を不快にさせたというわけではないのだけど、自分で自分の話し方が嫌だな~って思ったんである。元来コミュニケーションというものが苦手で、ものごころついた時から表面上だけでもなるべくナイスに振る舞おうと邁進して来たのだが、どうしても本来の性格(あんま良くない)が抜けきらずちょいちょい顔を出してくる。細かく言えば、無愛想なうなずき方や返し方、チクリと刺してしまうなどがある。毎回毎回細心の注意を払ってはいるのだが、どうしても未だにぽろっ、と出てしまう。特にある程度仲が良くなるとその頻度は増える。前にテレビで毒舌を吐く人の心理をお医者さんが分析していたが、簡潔に言うと「攻撃的な言動、態度に対する相手の反応によって自分に対する好意や愛情を測っている」といった趣旨の結果だったと記憶している。それを聞いて自分は寂しがりだったり、ひねくれ者ほどそういうことをする傾向にある、と判断した。良く言えばツンデレだが、正々堂々と相手と向かえない者が盾にそれ使っているに過ぎない。自分も昔と比べるとマシになってきたとは思うが、まだまだ相手にはもちろん、自分自身に対しても捻くれているところが抜け切っていないので気を付けようと思う。

唐突に紹介するが、最近好きでよく聞いている曲の一つがこのPete Philly & PerquisiteのMindstateだ。トラックは言わずもがな素晴らしく、リリックも大変暗い仕上がりでとても自分好みだ。あまりにも素晴らしいので、意味が分からない(スラングかもしれない)部分も少々あって申し訳ないが自分なりに訳してみた。

闇の底に落ちた、抜け出せない
またこの気分だ、鬱とストレスと疑いで満ち溢れてる
そんな証拠全く無いのに
自分がミュージシャンであるという選択を正当化し続けてる
クソみたいな気分、自信なんて無くなっていく一方
こんなもんぶっ壊して突き抜けたいのに目の前には破れない塀がある
どうしても殻に閉じこもっちまう
こんな気分の時はいつもそうだ
今日はやる、やってやる
もう耐えられない
俺がこんな気分の時はお前ら静かにしとけ
自分を自分の怒りでがんじがらめにしてる気分だ
こんな気分になると大体一日中続く
良いやつであろうと努力はしてるんだよ
なのに不安定さが突き刺さしてくるんだよ、分かるだろ?
ジキル博士とフィル
俺はただの間抜けなのか?
もし俺が君を傷つけてたらこれはずっと誰かの記憶に残るだろうな
上下に揺れ続けてたけどアップは負け気味だ
俺はこうなろうって決め始めている
これが俺の一部だしリリシストってやつだから
いつも正しい側にいるよう祈り、諦めないためにもがいてる
それが間抜けたちに俺が苦しむ様を見せつけてる、でも
単に気分次第なんだろうな
単に気分次第なんだろうな

 

起きてすぐカーテンを閉める、光に当たりたくない
コーヒーを一杯飲んで隠れる
太陽が俺の考えを変えるかもしれないしな
そして自分に動け、反応しろって強いるんだ、今夜リングに上がって戦うんだって
遅くまで寝れない、死ぬほど不安だ
結局俺の運命は無一文で華やかな幻覚を見てるだけになるんじゃないかって怖い
それか俺のじいちゃんみたいに自殺するかだ
子猫みたいに鳴きながらいつも参ってる
一生治らないひどい病気にかかってる
常にどんなことにも不機嫌にさせられる
どのライムにも前向きな気分だってのに
全部見せかけでクソッタレだ
みんな拍手してくれる時はいつでも気分が良い
でもステージの上じゃないときはいつでも後悔が湧き出てくる
ラップの代わりにまともに学校を卒業するべきだったんじゃないかって
いや、俺はそんな感じでただの躁状態なんだろう インスピレーションのための教育はホント素晴らしい
クソ!また自殺願望だ・・こんな風に考えるのはやめなきゃ・・
単に気分次第なんだろうな
単に気分次第なんだろうな

どんどん増えていくが実はこの曲も自分がブログ書こうと思った決定的な原因である。どんなくらい気分でもこんな風に表現すると、「暗いな~(笑)」ってなるからである。とりあえずアウトプットするのって結構ポジティブな効果が多いと期待している。