"普通"から外れるマインドセット

"普通"な道の外を歩くのはとてつもない精神力と勇気が要ると思う。特に若い頃は目立ちたいという自己顕示欲や承認欲求はありつつも、あまりみんなと外れすぎるのもな・・というモヤッとした部分が強いように感じる。例えるならスターになってみたいけど、ずっとは疲れるだろうから1日だけ入れ替わりたい!というような考えになるかもしれない。周りと比べてなんで自分はこんなに違ってるんだろうとか、あんなことやこんなことができないのだろう、という劣等感のようなものは誰でもあると思うが、それを押し隠しつつ溶けこめる人間と、どうしてもそれができな人間がいる。自分の場合は完全に後者である。自分もつい最近までその境界線で揺れ動いていたのだが、やっと"普通"の世界とおさばらする心を決めることができた。もちろんこれは一時的なことである可能性も十分あるし、一生蚊帳の外プレーヤーかもしれない。しかし"普通"から外れるということは即ち、ありのままの自分を受け入れるということなのだ(安っぽいと思っていたアナ雪の歌詞もやっと響く程度には心が成長した)。そしてありのままの自分を受け入れるというのはとても楽で心地が良い。最初の一文と言っていることが違うように思えるが、そこまでたどり着くには自分も大分精神的に悶絶したし、これからも苦しみ続けるだろうから何事も二面性がある、ということの一例だと思って欲しい。他の人が心の中でこんなプロセスを踏んでいるのか、こういった話は他人とあまりしたことないからまだ分からないが、もし自分と似たような感じでモヤッとしている人の励みに1mmでもなれば良いなと思う。抽象的な文章になってしまったが、もう少し時間が経ちもっと考えがまとまった頃にまた書ければ、と思う。

最後に自分が心を一新できた今敏さんという今は亡き天才監督のインタビューのリンクを載せる。素晴らしい内容で、自分の文章よりよっぽど勇気づけられると思うのでオススメだ。

togetter.com

 

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